フィレンツェより13分のアグリツーリズモに滞在


フィレンツェからローカル線で13分の便利なアグリツーリズモ・ヴィッラでお世話になりました。

ご報告が大変おくれましたが、無事に帰りました。
その節はストの情報や買い物の御心配など、ありがとうございました。

私と母は去年の秋に父を亡くし、1年経ってひとつ区切りとなる
旅をと思い選んだのが、今回のローマ・フィレンツェ旅行でした。
訪れたい場所に全て行けるようにと、ツアー旅行ではなく、
ローマナビネットさんにお世話になったという次第です。
片言のイタリア語に英語、ジェスチャー満載の旅でしたが、出会った
イタリア人は皆親切で、答えが合っているかはともかくとして(笑)
一生懸命答えようとしてくれました。「心あたたかい国だな」と感じました。
また、行く前に横山さんからたくさんの情報・助言がいただけて、大変心強かったです

さてフィレンツェですが、到着日よりお天気が崩れてしまい、残念ながら傘をさしながらの観光でした。
私たちはローマより電車で移動し、その後、アグリのあるローカル線の駅まで
行くことになっていましたが、電車の切符を買ったあとに一番心配したのは
乗り過ごさないかどうかということでした。
若いイタリア人女性2人組に駅についたら声をかけてくれるように頼み
無事駅に降り立つことができました。
セストフィオレンティーノは閑静な住宅街で、アグリまでの道も安全そのもの!
アグリの大きな門を一歩くぐったら、時計がゆっくりまわる素晴らしい空間が待っていました。

アグリでの様子を少しだけお話しますと、私たちの世話をしてくれたのは
コスタンツァさんの妹・セレーナさんでした。
一緒に滞在していたのは、アメリカ人(ミネソタ州より)の夫婦、カナダ人の
赤ちゃん連れ一家(レンタカーでトスカーナ地方をドライブ)、
挨拶をしていませんが、チェコナンバーの車も停まっていました。
まさに様々な国のゲストがいらしたようです。

1日目のディナーですが、20:00すぎにはじまり、
23:00まで母屋(メインダイニング)にいました。
どのお料理も美味しかったのですが、中でも記憶に残っているのは、
前菜にでた「ペコリーノチーズ」そして「今年の自家製オリーブ油の第一弾を
塗ったトースト」、メインの「マルサラ酒を使った豚のロースト」でした。

翌朝はのんびり起きて、10時過ぎにセレーナに「何かお野菜を分けて欲しいのだけれど」と
頼みましたら、彼らが冬のストック用にとってある中から、
じゃがいも、たまねぎをいただきました。
いっしょにアグリ内の散歩をしながら畑に生えていたナス・パプリカ・
葉物(日本にはない野菜)と、庭になっていた柿、生み立ての卵もです。
このほか、冷蔵庫には1.5リットルの未開封のガス水(無料)が用意されてました。
フィレンツェよりわずか15分のところに広大な敷地と館のあるアグリツーリズモに滞在でき
アットファミリーで楽しい思い出を作ることができました。